秘伝形意拳 道家の修練法 [形意拳 練習記録]
◎方法や規則は、エッセンスを自得するための手段。
スコット・メレディス氏のエネルギー重視の形意拳は、
松田隆智著『拳法極意 発勁と基本拳』で述べられている
道家の修練法である形意拳じゃないかと妄想してます。
武芸の形意拳の姿勢要項は微に入り細に入り煩雑です。
重心も、足と足の間に置く双重で説明されています。
明勁を体感できていますが、姿勢要項を逸脱しています。
逆に、姿勢要項に合致させようとすると内部感覚が消失します。
スコット・メレディス氏も
「別の専門家に習いに行き、
更に技術を深めようなどと思わないほうがいい。
いったん内部エネルギーが発生したら従えばいい。」
と、提唱しています。
松田隆智著作でも連動を力説されていますが、
明勁、暗勁の内部エネルギーを体感する分には、
連動を意識する必要はないようです。
後足の土踏まずのアーチと膝、腰をひとつのパワーユニット
として意識して、リラックスして拳を発するのみ。
前腕をぷるぷる震わせるようにして拳を発すると、
内部エネルギーが触発されて活性化する。
肘を横に張って構え、前腕を震わせるように発するぷるぷる拳を
練習すると、前腕の肉と骨が分離してバラバラになる感覚を
強化できるので、明勁補助に有効。
次いで、拳の隙間を無くして軽く握りこむことで、
外側の震えは内在していき、外形的には震えが見えなくなる。
震えが外形的に消えると、肩、上半身、腰に伝播する。
スポーツ整体・廣戸聡一の4スタンス理論を知ったことで、
フォームが大きく変化したが、前腕に何条もの電気が走るようになる。
フォームが変化したことで、滲勁でのリキミが消えた。
暗勁体験は、まだまだ浅いがエクスタシーは強烈。
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