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リラックス重視!!正しい姿勢を否定する [気功]

◎ライフワークの肥田式強健術を封印!!


最近まで、肥田式強健術を十数年修練していました。
初めて触れたものは『正中心突撃の型・防御の型』『正中の型』
の3法でした。


初めて行った、この3つの中心力練磨法によって、
下腹を下方に引き伸ばされ、腰が下腹をドカッ!と突く、
中心力を体験して、たちまち虜になりました。


聖中心道腰腹練修法の回転式によって仙骨が左右に動く体感を得て、
丹田開発の秘法を手に入れました。腸骨の開閉による仙骨の操作が、
丹田腹圧を作るということに気づきました。


尾骨に力が伝わるように内に入れ腰を水平にして、腰の力を抜く。
という、肥田式の『腰を突き出す』という要領に一見すると反する
のがコツだと感じつつ・・・半信半疑な状態でした。


週3日、5分程度の修練を半年継続したことで、
フニャフニャだった力瘤に力がみなぎり、
20センチ足らずの力瘤が、30センチ弱までアップ。


5年の独習ののち、2人の先生について肥田式強健術を学びました。
すると姿勢を矯正されたことで、垂直線感覚と中心力を失いました。


客観的に見れば、肥田春充が提唱する『正しい姿勢・正しい重心』に、
矯正され、矯正された正しい姿勢での動作を学ぶことができました。


以後、数年は、学んだ正しい姿勢で肥田式強健術を修練したのですが、
大きな変化も見られず、急病に倒れ、中断する日々を送りました。


数年間のリハビリの過程で、肥田式天真療法、正中心突撃の型、
腹胸式呼吸法を楽に行えるようにアレンジしたことで、肥田式信者が見れば、
眉間にシワをよせる程の間違った姿勢で修練しています。


リハビリ過程で気づいた正しい姿勢とは、『リラックスできる姿勢』。
リラックスとは、最小限の力で安定できて、垂直線感覚を得られる姿勢。


客観的に見ると、
尾骨を内に入れて腰を水平に保ちつつ腹をやや突き出して上体を
やや後傾にして、膝裏を伸ばしつつロックさせない。


肥田式的には悪しき姿勢?ですが『仙骨の締め』で背骨を立てて
背骨の連動を可能にする姿勢であり、腸骨の開閉を意識した骨で立つ姿勢。

またこの姿勢でないと聖中心道腰腹練修法で仙骨に力を作用できない。




秘伝形意拳に出会い、肥田式を封印していますが、ダイエット効果や
内蔵マッサージ効果がある腹圧操練式胸腹呼吸法だけは続けています。


後遺症で持病となった、のた打ち回る苦痛を伴う胃炎も腹圧操練式
のマッサージ効果で、背中の強張りが軽減し、快方に向かっています。

廃人寸前の状態から回復できたのは、『リラックスできる姿勢』で、
肥田式を実践できたことが大きかったと確信しています。


そんな肥田式を一時的にでも封印するほど、秘伝形意拳の修練から
得られる快感は大きく、専心する価値があります。


肥田式を封印するといっても、秘伝形意拳の原理と同じであり、
『蓄積=中心力』『跳ね返り=利動力』『キャッチ=調節』
置き換えができ、決定的な違いといえば、


肥田式・・・外旋運動主体。
形意拳・・・内旋運動主体。


というだけ・・・内部感覚も違うけど。。


※  ※  ※


現在。
戴氏心意拳の丹田功は、腰腹練修法と同じく仙骨に効くのですが、
身法が違い過ぎたのか肥田式の感覚をバラバラに分解してしまい
腰腹練修法以外は、全く行えなくなりました(T_T)


丹田功は、即効最強といえるほどパワフルな気功法&発勁法基礎です。
ただ丹田功は、丹田感覚がないと独習での体得は無理かも。


でも、この丹田功に匹敵する日本文化があります。
練習すれば、その日の内に丹田腹圧、丹田呼吸法を体感できる優れものです。


それは『すり足』です。


1,両足を付けて直立しリラックス。
2,尾骨を内に入れるようにして骨盤を水平にする。
3,両手は腸骨に添え、腰を数センチ沈める。鼠径部を伸ばさず垂直に沈める。
4,ユックリと爪先を反らすようにして足裏を水平に上げてスリ足。
5,上体はそのままを保ち上下動せずに水平に移動する。
5,早ければ数歩歩いた時点で下腹部の腹圧が高まるのを実感。
6,丹田腹圧を基準にして動くことを意識すれば1日で丹田腹圧を体感できる。


この丹田腹圧を練っていると核ともいえる力の集中感が感じられます。
その丹田腹圧の核が、本来の下丹田ぽいです。

肥田春充が正中心体得前に「中心」と図解したものなので、正中心ではない仮中心ということになりそうです。

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