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形意拳気功の振動とは? [気功]

最近、スコット氏の説明通りの形意拳を『秘伝形意拳』と呼び、
本書にない内部エネルギーの衝動によるものを『形意拳気功』と区別してます。


『水先案内人は内部エネルギー』
という、スコット氏の意図には、一応従っています。


入門書というより秘伝書ともいえるテキスト、
形意拳に学ぶ最速!内部エネルギー発生法』。によって、新鮮な体験を経験しています。


本書には身体や腕を『震わせる』という記述は、一切ありません。
内部感覚に委ねている自分の練習体験というだけです。


一般の形意拳の書籍を取り寄せて調べてみると、
形意拳の基本となる発勁法は『三体式』『劈拳』にある。と、
常識であるように述べてあります。


しかし、秘伝形意拳の発勁の中核は『崩拳』。


この2つの違いは、中国拳法歴2ヶ月弱の初心者の感想ですが、


・武芸形意拳・三体式、劈拳は、縦のうねりによる重心の移動。
・形意拳気功・崩拳は、螺旋にうねるるエネルギーの移動。


という相違があるように感じられます。
武芸形意拳は、どちらかというと肥田式強健術的です。


肥田式強健術は、シンプルに捉えれば『頚椎と下腹の伸長』、つまり、


低レベルな実用性を極論すれば、
腹直筋の緊張』によって、丹田をスプリングのようなパワーユニットにする体操です。


腹直筋を緊張』させた状態で運動することで『下腹部に凝縮した力
がグッグッと形成され弾力が満ちます。

下腹が下に引き伸ばされると同時に、仙骨も引き伸ばされた結果、
腰が極限まで真っ直ぐに引き伸ばされて、お尻が突き出る形状になる。



肥田式強健術は、『ぷるぷる健康法』と並び、虚弱な心身を短期間で
常人並、並以上に戻すには、すこぶる優れている健康法ですが、
鉄人を目指すとなると伸び悩みがハンパない!


肥田式強健術は、多くの虚弱者、病弱者に強い力を与えてきたが、
肥田春充の青年時代の鉄人性、壮年期の超人性、晩年期の真人性
の片鱗すら開示してはくれない。


青年期の肥田春充が自得した『気合い・丹田』と一般人が思い浮かべる、気合い・丹田は別物という印象が強い。


今、専念している形意拳気功は、肥田式強健術とぷるぷる健康法が、
融合したような感じであり、希望の光明を感じるのです。


秘伝形意拳の体感としては、『凝縮された螺旋=振動』を体感する。


足と脚を一体化した丹田』をパワーユニットにして、ダイレクトに
前腕に力が伝わるために、螺旋の動きが各部で同時に起こるため、振動
という形体をなすのではないかと仮説を立てています。


前腕に流れる内部エネルギーは肘で阻害されやすく、振動は肘のロックを解除してくれる。

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