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戴氏心意拳 丹田功は大腰筋を最大限に鍛える [丹田を鍛える]

◎体幹トレーニングとしての丹田功


最近は、体幹トレーニングによってインナーマッスルを鍛えるのが主流に
なっており、『達人の深層筋肉 大腰筋』の鍛錬も常識になっています。


インナーマッスルの大腰筋・小腰筋は胸椎から股関節を経由して大腿骨に繋がり、
体軸、呼吸法、丹田形成のメインになる筋肉とされています。


大腰筋は、鳩尾(みぞおち)、股関節に指を突き立てると触ることもできるように、
胸骨、股関節の操作や呼吸法によって鍛え・・・のみでしか鍛えられない筋肉です。


含胸抜背や胯(そけい部・∨ゾーン)の切れ込み、仙骨の締めなどは、大腰筋を
鍛える要訣になっています。


礼法や能のスリ足も同様です。
骨盤を立てて水平にして、股関節を垂直にして立った状態で、そけい部(股関節)を
緩め足裏を水平に上げるようにして、体重を常に両足中央に置きながら移動する。



スリ足を行えば、ものの数分で丹田腹圧を体感できます。
戴氏心意拳は一子相伝方式でマンツーマンの指導で伝承してきたので、丹田感覚が
無くても、丹田功で練りこませればよいのですが、見様見真似で模倣しようとする
なら、丹田感覚が必要不可欠で、丹田感覚を強化する胸、肩、仙骨、股関節、膝、
首の動きを模索しないと、無意味な動きしかできません。


単純に言えば『丹田功』は、『大腰筋という綱』を胸椎と股関節で綱引きして
最大限に伸縮させて鍛える方法といえます。


丹田功で四肢を動かす・・・凄そうです。


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