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変性意識とリラクゼーション [形意拳 練習記録]



変性意識で修練を行っていると、鮮烈な体験をします。
現在、丹田功で丹田が練れてきましたが、変性意識で
行っていたら、足らない動きが不意に現れました。



※  ※  ※

変性意識といえば瞑想状態の意識と認識されています。
変性意識は、自己啓発セミナーや超能力系セミナー、催眠術セミナーには必要不可欠
なアイテムとして、高額セミナーが跋扈していますね。


一般的に、
変性意識導入法としては、自律神経訓練法を基礎にしたリラクゼーション法が、
様々にアレンジされて、画期的で魅力的なノウハウとして紹介されているんじゃ
ないでしょうか。


気や内部エネルギーを体感するためには変性意識状態が必要だと考えてますが、
大金を投資して高額セミナーで学ぶような特別なものではなく、日常生活でも、
知らず知らずのうちに体験している意識状態だと考えています。



身近な変性意識状態を上げると、小説、マンガ、映画に没頭してその世界観に入り、
臨場感』を体験して喜怒哀楽を共有している状態です。


空想の世界だと認識していながら、その世界観に入り込み、感情を揺さぶられ、
ときに手に汗握り、ときに鳥肌を立てて戦慄し、臨場感を心身で体験している。


現実世界の臨場感が低くなり、空想世界の臨場感が高くなる状態が変性意識状態です。
逆に、お尻や背中が痛いな!などと感じながら映画を観ている状態が普通の意識状態。



秘伝形意拳の場合は、物理的には測定できない『気を感じる』『内部エネルギーを感じる
状態が既に、変性意識状態ですが、どうやって導入するのかといえば『気分』からです。


エネルギーに包まれている気分』『天地のエネルギーに繋がった気分
達人・郭雲深になった気分』『創始者・李洛能になった気分』など、

臨場感を高める気分に浸りながら修練に臨むことで、内部エネルギーのスイッチが入ります。



※ ※ ※


人や場所の雰囲気、オーラ、殺気、霊を感じ取る訓練法にも、この変性意識状態が鍵に
なりますが、難しいことではなく、『人やモノの輪郭』をみる格闘家や武道家に必要な
スキルである『八方眼』の練習で、体得できるものです。


格闘家は、相手の拳や足を見ずに、肩周辺の輪郭を見て、攻撃を察知する。
攻撃前に肩を上下動する格闘家の動きは読みやすく、先の先が取りやすいそうです。


本質が人やモノそのものじゃなく、輪郭に現れるという気分に浸り、臨場感を高める。
本体よりの輪郭に臨場感を強く持つようにする。


八方眼』に慣れるとバラエティでお馴染みの画像がユックリ変化する『アハ体験』
が、得意になったりします。知人に『八方眼』ができる風水師がいますが、空間の
良し悪しが見える以外に、人にツノや尻尾が見えることも多いそうです。


霊感じゃないそうで、テレビやPCの画像を通すと見えないともいいます。薄暗い部屋
を薄気味悪いと感じますが、その薄気味悪さが見た目だけの印象なのか、現実に悪影
響があるのか見定めるのも『八方眼』らしいです。


普通に練習しても、場の良し悪し・・・伊勢神宮の五十鈴川の結界ぐらい分かりやすい
変化は感じられるようになりますが、微妙な感じは判断できないのが普通です。


自己啓発に失敗する最大の原因は、理想の自分より、現在の自分の方が臨場感が高く、
三日坊主に終わり、生活パターンも変化しないという『意識の縛り』です。


意識の縛り』からの開放には、変性意識状態で理想の自分という自意識の臨場感を
高め続け、理想の自分が本来の自分で、現状の自分は自分らしくないというレベルまで
高め続けるのが秘訣らしいです。


真似しやすい実例としては・・・
武田鉄矢は坂本龍馬に憧れ続けることで芸能界で成功を収め、映画で坂本龍馬に扮し、
坂本龍馬のマンガの原作も手掛けるようになった。というのも、実行しやすい自己啓発
の方法のひとつだと感じます。

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